読み方は同じなんだけど、漢字が2種類あって、どっちを使ったらいいかわからない漢字って結構ないですか?
最近いくつか調べたのがあるので、書きます。
※「Yahoo!知恵袋」からの情報が主です。それを転載させてもらったり、他でも調べて自分なりに解説してます。
※「Yahoo!知恵袋」からの情報が主です。それを転載させてもらったり、他でも調べて自分なりに解説してます。
■「怖い」と「恐い」
「怖い」は主観的に怖いという意味で、「恐い」は客観的にも恐いという意味。
(具体例)
「あの先生が怖い。」というのは、自分がいつもその先生を見ると怖くなるという個人の感情の意味で、「あの先生が恐い。」というのは、誰が見ても恐いような顔やしゃべり方をしているその先生の特徴を言っている。
■「十分」と「充分」
「十分」は割合として100%という意味で、「充分」はその職責を果たせるだけの能力が足りているという意味。
(具体例)
「もう十分お腹いっぱいです。」
「彼は部長として充分です。」
■「表題」と「標題」
「表題」は本・演劇などの題目で、「標題」は文書・書面の題目。
(具体例)
「この演劇の表題は“ロミオとジュリエット”です。」
(文書を見せながら)「この標題の件につきまして・・・」
※自分はメールで「標題」を使っています。
■「支度」と「仕度」
これは、どちらも同じ意味なので、どっちを使っても良いそうです。
が、調べたところ「支」という字には「はかる」という意味もあって、「度」にも同じ意味があり、2つ合わせると「計算する」という意味になるそうです。
それが「前もって計算する」ということで、「前もって準備する」という意味で使われるようになった、ということです。
「仕度」のほうは当初当て字だったらしく、それが正式なものとしてそのまま居座ってしまっているようです。
なので、自分は「支度」を使うようにしています。
なので、自分は「支度」を使うようにしています。
みなさんの「へぇ~」という声が聞こえてきます。
というか、言っていただきたい(笑)
最後に。
仕事などでよく聞くけど、ちゃんと理解してる?という言葉を1つ解説します。
■「定性的」と「定量的」
これは具体例から理解してもらったほうが早いです。
定性的「今朝私は遅刻した」
定量的「今朝私は十五分遅刻した」
定性的「中学生のとき私はモテた」
定量的「中学生のとき私は三人の女子に告白された」
要するに、「定性的」は単純な事象であって、「定量的」は数字で表現された具体的な事象ということ。
なので、仕事では、「これをこうしたらこうなるだろう」という仮説のもと、実際にそれを行い、結果的にそうなったかどうか=「定性的」に分析し、「どのぐらいどうしたらどうなった」という「定量的」な観点からさらに詳しく分析する。
漢字、言葉について書いてて思ったことは、コミュニケーションにおいて、瞬時に相手との共通言語を認識し、自分の伝えたいことをその共通言語を使って伝えることが相手に伝わる、「伝わった」にするポイントだと再認識しました。
自分だけ知っていて相手が知らない専門用語を使ってカッコよく話しても、相手にとっては宇宙語で、何も伝わらず、コミュニケーション後に残るのは「理解」ではなく「ストレス」だけなので、要注意。