だいぶ更新できていませんでしたが、復帰します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
男前なら空気を作れっ!
先日、今話題の映画「ソーシャル・ネットワーク」を観てきました。
率直な感想は「おもしろい」というよりも「へぇー」とか「なるほどー」という感じです。
また、Facebook、mixiをはじめとするSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)との向き合い方と、起業に関して考えさせられるシーンも多々有りました。
映画の内容は、基本的には回想シーンで構成されています。
Facebookの創設者であるマークが共同創設者のエドゥアルドとウィンクルボス兄弟に訴えられ、弁護士同伴で話しあっている状況が現在。
その話し合いを中心に、フェイスブックの誕生から登録者数100万人になったぐらいまでにあったことを時系列に描いています。
「今年こそは」「徐々にきている」と言われ続けているけれど、未だに日本人に受け入れられていないFacebook。
下記はFacebookの国別ユーザー数ランキングです。
出典元:ネット海
流行らない理由については様々な意見がありますが、自分が考える「Facebookが日本で流行らない一番の理由」はまず、
流行ってないから
だと思います。
正確には「流行ってる空気、流行る空気が無いから」。
矛盾しているようですが、流行るには「流行るための空気」が大事です、特に日本では。
日本人はミーハーなので「みんなと同じ」が大好きです。
ランキングを頼りに購買する人がほとんどだと思います。私もそうです。
なので、mixiの時のように「なんかみんなやり始めた」感があるとぞろぞろ動き出します。
とはいえそれでは話にならないので、サービスそのものに関する流行らない理由としては、
(1)サービス内容がわかりづらい
(2)UI(デザイン、レイアウト)が日本人に合わない
(3)実名主義
が挙げられると思います。
中でも一番のポイントは(3)の実名主義。
どんなにサービス内容がわかりやすくても、UIが日本人に合っていても、実名じゃないとダメとなれば「それは嫌だ」というのが日本人だと思います。
その理由は「国民性」と「現状の日本人のインターネットで個人情報を公開することに対する価値観」にあると思います。
なので、日本でFacebookが流行るのはちょっと難しいかと思っています。
「流行らない理由の根底」が「簡単に変わるものではないこと」だからです。
今後日本でFacebookが流行るかどうかはまだわかりませんが、取り急ぎ映画はゴールデングローブ賞で4冠を達成したようで良かったですね。
おめでとうございます。