今日の午後、電通ホールにてPARTYの5人(原野守弘さん、伊藤直樹さん、清水幹太さん、中村洋基さん、川村真司さん)によるトークセッションがありました。
トークセッションの主旨は「PARTYの紹介」で、テーマは「物語と技術」。
冒頭でまずPARTYのコンセプト=Creative Lab=物語技術の研究、という話があり、これまでメンバーが手掛けた具体的な案件を元に、仕事の取り組み方への考え方だったり、メンバーの役割に対する考え方だったり、について語り合い。
ちょっと今日はきちんとまとめる体力が残っていないので、取り急ぎ、今日のトークセッション内で紹介した、これまでにメンバーが手掛けた案件について以下羅列させて頂きます。
自分なりに内容を整理したものや思ったことだとかは、週末に書きたいと思います。
■andropというバンドのPV
androp「Bright Siren」(from the 1st full album "relight" )
■トヨタの「Backseat Driver」というアプリ
ToyToyota - Backseat Driver
■サガミオリジナル002というコンドームのキャンペーン。(Blind Branded Entertainment)
Love Distance CF
http://www.lovedistance.jp/
■ドコモの「TOUCHWOOD SH-08C」という携帯のプロモーション動画。
森の木琴
■ ロックバンド、SOURの「映し鏡」インタラクティブミュージックビデオ。
■Verbatimという記録メディアメーカーのキャンペーン。(オリジナルゲーム)
全日本バーベイタム選手権 高画質
■「The Last Guy」というPS3のキャンペーン。The Last Guy EverywhereというWebゲーム。もう終了してて出来ないため、紹介しているページを。
『The Last Guy』の『The Last Guy Everywhere(どこでもラストガイ)』が結構面白い件
■Hondaの、インターナビ・エコロジー eco運転支援
■BIG SHADOWというゲームのプロモーション。
BIG SHADOW
■Googleのサービスのプロモーション。
Googleで、もっと。画像検索で、fashion show
http://www.google.co.jp/landing/motto/
■「kizuki新聞」日常生活で気づいたことツイッターのハッシュタグを使って共有し、お互いの気づきを深めようというもの。
kizuki新聞
■本をパラパラした時の残像を利用した「Rainbow in your hand」
Rainbow in your hand
■「NIKE FREE RUN+ 」のプロモーション。
NIKE MUSIC SHOE
たぶんこのぐらいだったと思います。
どれも本当におもしろく、クオリティが高いです。
ちなみに最近中村さんが携わった?と認識していますが、warotarという謎のプロモーションのクオリティも相当高いです。
週末、もっとちゃんと書きます。
取り急ぎ。
最後に。
PARTYの皆さん、本日は貴重なお話、誠にありがとうございました。
※以下トークセッション中の殴り書き。
-----------------------------------------------------
・アンドロップのPV紹介(ブライトサイレン)
・PARTY=クリエティブラボ=物語技術の研究
・Toy Toyota(バックシートドライブ)
トヨタの課題=若い人が車に乗らない、若い頃に車に乗る楽しさを醸成されていない。
→オモチャのブランドを作って、お父さんと一緒にドライブする。(GPS連動)
これが物語技術。
イノベーション=
今日のテーマは「物語と技術」
・サガミのコンドームキャンペーンの話。カンヌでゴールド。
ブラインドブランデットエンターテイメント。最後に商品とクライアントが判明する。LOVE ディスタンス
・クリエイティブクリエイターとテクニカルディレクターで作っていく。
・プロセスを変える。
・撮影やフィジビリティが中で出来ると、プレゼン資料のクオリティがあがる。
・文系と理系(クリエイターとエンジニアリング)の融合。同じ立場で。ジョブズはそれを1人で出来て、それを増幅される組織があるから、あのイノベーションが起こせた。
・インサイト、の意味。
-ヒューマンインサイト。受けてが紡ぐ、自分自身の物語、についての洞察。その物語と作ったものとが反応すると感動する。
・森の木琴の紹介。
-作り手の物語と受け手の物語の共振=感動や共感と呼ばれるもの。
・テクニカルインサイト。技術が持っている物語機会についての発見。SOUR MIRRORのPV例。アイデア主導でテクノロジーを活かして作っていく。自分の位置情報を使って、その上を歩くようにしている。予算が無いのでキックスターターを利用。
・作るプロセスにユーザーを巻き込む。プロセスそのものが物語になる。メディアに出る前から始まっている。
・双方向性、身体性、ゲーム性、ソーシャル性、などについての知見が不可欠。
・バーベータム選手権
・The Last Guy Everywhere
・テクニカルディレクターは、そもそも自分で作ったことあんのか?というのが大事で、その中でテクニカルインサイトを言う。
・プレゼンには実際に作って持っていく。やってみないとわからないから、やる、のがテクニカルディレクターの一つの役割。できることの仮説や可能性の検証。
・文系と理系の対等感。
・20世紀=デザインの世紀。21世紀=インタラクションの世紀。
-4マスメディアから、3スクリーンへ
-プロダクトや空間もインターフェース化→車がインターフェース化していく。カーナビの走行データから、全国の燃費ランキングを作成。
・Big Shadowの例。最新技術もだけど、課題を乗り越えるための技術。
・マルチロール+マルチタスク(複数のプロジェクト)。バラ売りはしない。
・電通とPARTY
-「 」に物語技術を。
-Chrome MUSIC ミックスとか。more Google キャンペーン。ワイデンにいる時に伊藤さんがやったもの。
・日刊キズキ新聞。
・Rainbow in your hand
-めくる時の残像を利用。本のテクニカルインサイトの発見。
・ファッションセラピー、有楽町マルイ。
・ナイキ MUSIC シューズ
-ワイデン時代の伊藤さんの仕事
・古いモノでもテクニカルインサイトを。
・クールジャパン戦略室との関係もある。
・夢。世界に物語技術を。初年度の海外売上比率を全体の半分に。
ハッシュタグ
#d_party
-----------------------------------------------------
2011年8月3日水曜日
2011年5月30日月曜日
[男前道]広告、Tech、ネタ系情報のオススメ収集方法
男前ならインプットしろっ!
情報が溢れかえっている昨今、収集方法は人それぞれだと思います。
自分はちょこちょこ改良しつつですが、興味ある情報はだいたい漏れなく収集できてると思います。
正しくは「漏れなく収集できる体制」にはできてると思います、全部拾い切れてないですが。。。
ということで、完全に言いたいだけですが、自分の情報収集方法を公開させていただきます。
とりあえず「どんな人間の情報収集方法なのか」は意外と重要なので、自分について書きます。
ペルソナ的情報
・30歳男性。
・WEB、広告業界で働いている。
・バカネタが好き。(2ちゃんねるで騒いでるような)
・「へぇ」ネタが好き。
・ニュースが好き。特に速報系。
上記、どれかに当てはまる方でしたら、以下、何かしら「あるある」があるかと思います。
まず方法を。
オンライン
(1)Twitter
(2)iGoogle(RSS)
(3)Facebook
オフライン
(4)テレビ
(5)雑誌
(6)ビジネス書
各方法について、情報元や、例を。
(1)Twitter
現状350人ほどフォローしているので、さすがにリストを作ってます。
・Tech、広告、ネタ系(まず最優先でチェックするとこ)
http://twitter.com/t_shibuya/site
・ジャーナリスト系
http://twitter.com/t_shibuya/journalist
・ニュース系
http://twitter.com/t_shibuya/news
・広告、仕事系
http://twitter.com/t_shibuya/ad-work
・経営者など
http://twitter.com/t_shibuya/businessperson
・著名人
http://twitter.com/t_shibuya/famous
・ブロガー、ブログの管理人さん
http://twitter.com/t_shibuya/blogger
・電通、元電通、勝手に電通界隈だと思ってる人
http://twitter.com/t_shibuya/dentsu
他にも友達とか、Twitterで交流があった人とか、いくつか作ってます。
(2)iGoogle(RSS)
いつもチェックしたいサイトで、Twitterアカウントが無いサイトもあるので、そういうところはRSSフィードをiGoogle上で表示させてチェックしてます。
ホームをiGoogleにしているので、毎回目にする、というのがポイントです。
チェックしてる、というより勝手に目に入ってくる、という状態にすることが大事。
絵的にこんな感じです↓
左側でタブに分けてます。
■ホーム
■ネタ
■ニュース
■仕事
TwitterやFacebookとカブってるとこも多々有りますが。
複数箇所に出てくるネタは、それだけ今ホットなんだなと思って見てます。
(3)Facebook
まだまだ活用できてないですが。
職場の人は同じ界隈の情報を発信しているので、とても重要な情報源です。
情報サイトや、プロモーション関連のFacebookページからの情報も重要。
http://www.facebook.com/taiichiro.shibuya
(4)テレビ
以下の番組を毎週録画して、見たいテーマとか人が出ている回を週末とか平日早く帰ってきた時にご飯食べながら観てます。
・ガイアの夜明け
・カンブリア宮殿
・ソロモン流
(終わっちゃったけど、「トップランナー」と「プロフェッショナル 仕事の流儀」)
ただ観るだけだともったいないので、観ながらiPhone片手に、Evernoteで響いたとこをメモってブログに書いたり時々見返すようにしてます、頭に刷り込ませて、いざって時に使えるように。
(5)雑誌
本屋さんで立ち読みして良かったら買ったり、人が良かったと言ってたのを買ったり、iPhoneとiPadの「ビューン」というアプリ(月額350円とか450円)で興味のあるやつだけダウンロードして読んでます。
・宣伝会議
・広報会議
・販促会議
・ブレーン
・PEN
・BRUTUS
・DIME
・TRENDY
・PRESIDENT
・AERA
・ダイヤモンド
(6)ビジネス書
上記に挙げた情報収集の中でオススメしてた本や、マーケティング関連の本が多いです。
あとは経営者やアスリートの本も。
引っ越しの時に一部持ってきたものだけですが以下のみたいなイメージです、ジャンル的に。
あとは実家にこんな感じのがダンボール2箱ぐらいあります。
少ないです、よく本を読む人たちに比べたら全然。
最後に、一番重要な情報ソースは人(会話)です。
友人知人、職場の人。
直接会話の中で聞いたことって目で見ただけの情報よりもより残ります。
体験を通じて得る情報は濃い、ということです。
なので、「この人は、今、自分が必要としている情報を持ってるかどうか」といった打算的な感覚ではなく、単純に面白いとか気が合うとか自分とはまったく違うと思った人とたくさん話すことが大切だと思います。
私生活でも仕事でも、うまくいってない時はたいていインプットできてない時なので、日頃からどんなに忙しくても疲れてても負荷なくインプットできる体制にしておく、というのを大事にし、改良し、良い体制を保ちたいと思います。
めんどくさいやり方だと続かないですからね。
情報が溢れかえっている昨今、収集方法は人それぞれだと思います。
自分はちょこちょこ改良しつつですが、興味ある情報はだいたい漏れなく収集できてると思います。
正しくは「漏れなく収集できる体制」にはできてると思います、全部拾い切れてないですが。。。
ということで、完全に言いたいだけですが、自分の情報収集方法を公開させていただきます。
とりあえず「どんな人間の情報収集方法なのか」は意外と重要なので、自分について書きます。
ペルソナ的情報
・30歳男性。
・WEB、広告業界で働いている。
・バカネタが好き。(2ちゃんねるで騒いでるような)
・「へぇ」ネタが好き。
・ニュースが好き。特に速報系。
上記、どれかに当てはまる方でしたら、以下、何かしら「あるある」があるかと思います。
まず方法を。
オンライン
(1)Twitter
(2)iGoogle(RSS)
(3)Facebook
オフライン
(4)テレビ
(5)雑誌
(6)ビジネス書
各方法について、情報元や、例を。
(1)Twitter
現状350人ほどフォローしているので、さすがにリストを作ってます。
・Tech、広告、ネタ系(まず最優先でチェックするとこ)
http://twitter.com/t_shibuya/site
・ジャーナリスト系
http://twitter.com/t_shibuya/journalist
・ニュース系
http://twitter.com/t_shibuya/news
・広告、仕事系
http://twitter.com/t_shibuya/ad-work
・経営者など
http://twitter.com/t_shibuya/businessperson
・著名人
http://twitter.com/t_shibuya/famous
・ブロガー、ブログの管理人さん
http://twitter.com/t_shibuya/blogger
・電通、元電通、勝手に電通界隈だと思ってる人
http://twitter.com/t_shibuya/dentsu
他にも友達とか、Twitterで交流があった人とか、いくつか作ってます。
(2)iGoogle(RSS)
いつもチェックしたいサイトで、Twitterアカウントが無いサイトもあるので、そういうところはRSSフィードをiGoogle上で表示させてチェックしてます。
ホームをiGoogleにしているので、毎回目にする、というのがポイントです。
チェックしてる、というより勝手に目に入ってくる、という状態にすることが大事。
絵的にこんな感じです↓
左側でタブに分けてます。
■ホーム
■ネタ
■ニュース
■仕事
TwitterやFacebookとカブってるとこも多々有りますが。
複数箇所に出てくるネタは、それだけ今ホットなんだなと思って見てます。
(3)Facebook
まだまだ活用できてないですが。
職場の人は同じ界隈の情報を発信しているので、とても重要な情報源です。
情報サイトや、プロモーション関連のFacebookページからの情報も重要。
http://www.facebook.com/taiichiro.shibuya
(4)テレビ
以下の番組を毎週録画して、見たいテーマとか人が出ている回を週末とか平日早く帰ってきた時にご飯食べながら観てます。
・ガイアの夜明け
・カンブリア宮殿
・ソロモン流
(終わっちゃったけど、「トップランナー」と「プロフェッショナル 仕事の流儀」)
ただ観るだけだともったいないので、観ながらiPhone片手に、Evernoteで響いたとこをメモってブログに書いたり時々見返すようにしてます、頭に刷り込ませて、いざって時に使えるように。
(5)雑誌
本屋さんで立ち読みして良かったら買ったり、人が良かったと言ってたのを買ったり、iPhoneとiPadの「ビューン」というアプリ(月額350円とか450円)で興味のあるやつだけダウンロードして読んでます。
・宣伝会議
・広報会議
・販促会議
・ブレーン
・PEN
・BRUTUS
・DIME
・TRENDY
・PRESIDENT
・AERA
・ダイヤモンド
(6)ビジネス書
上記に挙げた情報収集の中でオススメしてた本や、マーケティング関連の本が多いです。
あとは経営者やアスリートの本も。
引っ越しの時に一部持ってきたものだけですが以下のみたいなイメージです、ジャンル的に。
あとは実家にこんな感じのがダンボール2箱ぐらいあります。
少ないです、よく本を読む人たちに比べたら全然。
最後に、一番重要な情報ソースは人(会話)です。
友人知人、職場の人。
直接会話の中で聞いたことって目で見ただけの情報よりもより残ります。
体験を通じて得る情報は濃い、ということです。
なので、「この人は、今、自分が必要としている情報を持ってるかどうか」といった打算的な感覚ではなく、単純に面白いとか気が合うとか自分とはまったく違うと思った人とたくさん話すことが大切だと思います。
私生活でも仕事でも、うまくいってない時はたいていインプットできてない時なので、日頃からどんなに忙しくても疲れてても負荷なくインプットできる体制にしておく、というのを大事にし、改良し、良い体制を保ちたいと思います。
めんどくさいやり方だと続かないですからね。
2011年5月8日日曜日
[男前道] ソーシャルメディアとコミュニケーションデザインについて(「キズナのマーケティング」を読み終えて)
男前なら“いち”消費者でいろっ!
このGWは、ソーシャルメディアマーケティングを支援をする会社、トライバルメディアハウス代表、池田紀行さんの「キズナのマーケティング」という本を読みました。
去年買って読んだものの、ちゃんと読めてなかったので、もう一度最初からちゃんと読みました。
発行からもう1年経ってますが、今読んでもいろいろ勉強になることが多い1冊でした。
というか、1年前に既にこれだけの考えや知見を持っていろいろなキャンペーンを成功に導いていたことに、今の自分は何周遅れだよっ!と、自分の小ささを知りました。 出典:モンゴル800「あなたに」
本の概要ですが、前半は「ソーシャルメディアとは何ぞや」、後半は「ソーシャルメディアを使うにあたって」的な流れです。
もうちょっとちゃんと説明すると、まずはソーシャルメディアそのものとその周りで使われる言葉の意味や概念をわかりやすく説明し、昨今のマーケティング全体の流れからソーシャルメディアの現在における存在について解説し、その活用方法、実際に活用し始めるにあたっての注意事項や押さえておきたいポイント、最後にはソーシャルメディアマーケティングの成功例ということで、それらを実施した担当者との対談という形で載せてます。
「ソーシャルメディア」という言葉自体、人によって多少なりともイメージするところや理解が違うかと思うので、一応本書での定義を引用させていただくと、
具体的な例でいくと、2ちゃんねるのような掲示板もそうだし、Amazonや価格コムみたいなサイトにもレビューとかコミュニティ要素があるからそうだし、TwitterやFacebookやmixiや、アメブロなどのブログなどもそう。
よっぽどWEBに興味ない人でなければ、みんな何らかの形で日々ソーシャルメディアには触れてるはず。
友達のブログ見るなり、2ちゃん見るなり、食べログ見るなり、クックパッド見るなり。
本の要所要所に対する感想や意見を書いてたら誰にも読まれないぐらい膨大な文字量になりそうですが、この本を読み終えて思ったことをなるべく簡潔に書いてみます。
以下、本書を読み終えての「ソーシャルメディア」と「コミュニケーションデザイン」について。
なんだかんだいって当然ですが、いつの時代もマーケティングは「消費者」ありき。
「消費者」がいて、初めて成り立つ。
「消費者」がいるところ、「消費者」の興味関心、「消費者」の動き方を理解していないとダメ。
だから一番大事なのは常に自分も“いち”「消費者」でいること。
世の中にある商品やサービスを使うことが大事。
特に仕事でマーケティングに関わる人間なら、ヘビーユーザーとして使い倒すぐらいじゃないといけない。
それらを踏まえ改めて「ソーシャルメディア」というものを見てみると、それはただのマーケティング場所のひとつの選択肢でしかない。
自社のサービスや製品を使ってほしい人、使ってくれるかもしれない人がソーシャルメディアと呼ばれるサービスやサイトに多くにいるのであれば、何らかの形でそこにマーケティング活動を仕掛け、存在を知ってもらったり、友人知人に広めてもらったり、という場として活用する。
課題に対するひとつの選択肢として「ソーシャルメディアマーケティング」というのが増え、でもそれは結局古くからある手法でもあり、人がいて人から人に伝達される場は今で言えばソーシャルメディアだし、ただWEBサービスやデジタルデバイスの台頭で消費者にとって切っても切り離せないものになって、名称としてきちんと表舞台に出てきて、それが消費者の「空気」のような存在になってきたので、昨今ではマーケティング活動の何がしかで活用すべきな場になった、という感じ。
そう考えると、やっぱりこれからのマーケティング活動に重要なのは「コミュニケーションデザイン」という考え方。
企業と企業、企業と消費者、商品やサービスと消費者、消費者と消費者のコミュニケーションをデザインする。
「コミュニケーションデザイン」はさとなおさんの「明日の広告」や岸さんの「コミュケーションをデザインする本」で知った言葉ですが、例えば「まずテレビCMをやる」とか、使うメディアから入るんじゃなくて、メディアニュートラルという考え方で、課題に対してフラットな視点で一番最適であろうメディアを中心に据え、そこからどんなストーリーで商品やサービスを知ってもらって、体験してもらって、他の人に広めてもらって、という流れにするかを考える。
必要なメディアをミックスし、ひとつひとつを綿密に考えて配置する。
そこにはひとつのストーリーがある。
岸さんが実施した永谷園の「冷えしらずさん」の例でいくと、まず世の中の女性の悩みに多いのは「冷え」であるとアンケートやグループインタビューを使って世の中にアピールする。(戦略PR)
そこでその「冷え」に良いのは「しょうが」である、と専門家に言ってもらう。
で「冷え知らずさん」を発売。
同時に、クチコミ力の強い女子ということで、女子大生をターゲットにミスコンを使ってタダコピとプロモーションサイトを設置。
タダコピとは、大学にあるコピー機の白紙の裏に予め広告が刷ってあり、その代わりに、学生はタダでコピーができる、という広告媒体。
いろんな大学のミスコンがコピーの裏に登場する。
コピー機のウィーンウィーンと次々に出てくるのを利用し、例えば青山学院大学のミスの写真、その後、その子のサーモグラフィ写真(表面の温度が色で表現されているやつ)、その後は慶應のミスの写真がきて、その後にその子のサーモグラフィ写真、という感じ。
「冷え」がテーマなので、「冷えしらずさん」を食べて手足まで温かくなってる、というのを暗にアピール。
サイトに行けば、このプロモーションに協力してくれた全ミスコンが見られる。
学生は自分の大学の子が出てれば気になるし、友達ならなおさら他の人に教えたくなる。
結果的になんとなく「冷え」とそれに良いのはしょうがで、しょうが使った商品に「冷えしらずさん」っていうのがある、ということを知ってもらう。
で、コンビニの店頭でばったり商品に出会う。
身体に良いものを食べたい女子としては「ちょっと買ってみよっかな」となる。
で、意外と美味しい。また買う。
そんな感じで、このプロモーションは大成功をおさめ、商品も大ヒット。
数ヶ月棚にあれば大成功なインスタント商品業界で、いっときはコンビニのインスタント部門で一番売れた商品に。
今もコンビニの定番商品。
永谷園は「永谷園生姜部」というのを作って、いろんなしょうがを使った商品を開発&リリースしてます。
もうサイトは無いので、当時エキサイトが書いた記事を。
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091200399948.html
と、コミュニケーションデザインについての説明が長くなってしまいましたが。。。。
まとめると、これからのマーケティングにおいて大切なのは、原点回帰ですが、
消費者志向のマーケティング
ということ。
これは池田さんも仰ってましたが、さとなおさんも岸さんも、最近マーケティングに携わっている人の多くはこの感覚になってきていると思います。
消費者といかに向きあっていくか、いかにコミュケーションをとっていくか、がポイント。
それをサポートをする代理店やコンサルファームの人は、いかにそのコミュケーションをデザインするか、がポイント。
ウソをつかず、背伸びせず、真摯な態度で誠意をもって、丸裸で消費者とゆるく長いコミュケーションをとり、「キズナ」を形成していく。
それにはまず自分も“いち”消費者として、商品やサービスを使い、良い悪いを肌で感じなければ話になりません。
そして何より大事なのはやっぱり担当者の熱い思いだと思います。
コンテンツやコミュニケーションの方法はもちろん大事ですが、やっぱり担当者に熱い思いがないとこれからのマーケティング活動は、そもそも企業として生き残っていけないと思います。
これまで以上に、自分たちの商品、サービスを知ってもらって、使ってもらって、好きになってもらって、ファンになってもらいたいという熱い思いが無いと厳しい時代になってきます。
営業とか人事とかマーケティングとか、部署や役割に関わらずそういう人が多い企業が強いと思います。
企業は結局「人」の集まりなわけで。
最後に。
個人的には、ソーシャルメディアに対して改めて考え、また、いつかは「コミュニケーションデザインで食っていけるようになりたい」と思った今年のGWでした。
(ただ、現状の仕事でいうと、大きな課題は「ソーシャルメディアマーケティングの効果測定」についてで、日々考えて、試行錯誤していくしかない、、、と思いながら周回遅れ感に焦ってます)
このGWは、ソーシャルメディアマーケティングを支援をする会社、トライバルメディアハウス代表、池田紀行さんの「キズナのマーケティング」という本を読みました。
去年買って読んだものの、ちゃんと読めてなかったので、もう一度最初からちゃんと読みました。
発行からもう1年経ってますが、今読んでもいろいろ勉強になることが多い1冊でした。
というか、1年前に既にこれだけの考えや知見を持っていろいろなキャンペーンを成功に導いていたことに、今の自分は何周遅れだよっ!と、自分の小ささを知りました。 出典:モンゴル800「あなたに」
本の概要ですが、前半は「ソーシャルメディアとは何ぞや」、後半は「ソーシャルメディアを使うにあたって」的な流れです。
もうちょっとちゃんと説明すると、まずはソーシャルメディアそのものとその周りで使われる言葉の意味や概念をわかりやすく説明し、昨今のマーケティング全体の流れからソーシャルメディアの現在における存在について解説し、その活用方法、実際に活用し始めるにあたっての注意事項や押さえておきたいポイント、最後にはソーシャルメディアマーケティングの成功例ということで、それらを実施した担当者との対談という形で載せてます。
「ソーシャルメディア」という言葉自体、人によって多少なりともイメージするところや理解が違うかと思うので、一応本書での定義を引用させていただくと、
(1)一般生活者が情報の発信者であり受信者であること。
(2)人と人(興味関心や人そのもの)がつながれていること。
(3)不特定多数の人が非同時的に「参加」できるプラットフォームであること。
具体的な例でいくと、2ちゃんねるのような掲示板もそうだし、Amazonや価格コムみたいなサイトにもレビューとかコミュニティ要素があるからそうだし、TwitterやFacebookやmixiや、アメブロなどのブログなどもそう。
よっぽどWEBに興味ない人でなければ、みんな何らかの形で日々ソーシャルメディアには触れてるはず。
友達のブログ見るなり、2ちゃん見るなり、食べログ見るなり、クックパッド見るなり。
本の要所要所に対する感想や意見を書いてたら誰にも読まれないぐらい膨大な文字量になりそうですが、この本を読み終えて思ったことをなるべく簡潔に書いてみます。
以下、本書を読み終えての「ソーシャルメディア」と「コミュニケーションデザイン」について。
なんだかんだいって当然ですが、いつの時代もマーケティングは「消費者」ありき。
「消費者」がいて、初めて成り立つ。
「消費者」がいるところ、「消費者」の興味関心、「消費者」の動き方を理解していないとダメ。
だから一番大事なのは常に自分も“いち”「消費者」でいること。
世の中にある商品やサービスを使うことが大事。
特に仕事でマーケティングに関わる人間なら、ヘビーユーザーとして使い倒すぐらいじゃないといけない。
それらを踏まえ改めて「ソーシャルメディア」というものを見てみると、それはただのマーケティング場所のひとつの選択肢でしかない。
自社のサービスや製品を使ってほしい人、使ってくれるかもしれない人がソーシャルメディアと呼ばれるサービスやサイトに多くにいるのであれば、何らかの形でそこにマーケティング活動を仕掛け、存在を知ってもらったり、友人知人に広めてもらったり、という場として活用する。
課題に対するひとつの選択肢として「ソーシャルメディアマーケティング」というのが増え、でもそれは結局古くからある手法でもあり、人がいて人から人に伝達される場は今で言えばソーシャルメディアだし、ただWEBサービスやデジタルデバイスの台頭で消費者にとって切っても切り離せないものになって、名称としてきちんと表舞台に出てきて、それが消費者の「空気」のような存在になってきたので、昨今ではマーケティング活動の何がしかで活用すべきな場になった、という感じ。
そう考えると、やっぱりこれからのマーケティング活動に重要なのは「コミュニケーションデザイン」という考え方。
企業と企業、企業と消費者、商品やサービスと消費者、消費者と消費者のコミュニケーションをデザインする。
「コミュニケーションデザイン」はさとなおさんの「明日の広告」や岸さんの「コミュケーションをデザインする本」で知った言葉ですが、例えば「まずテレビCMをやる」とか、使うメディアから入るんじゃなくて、メディアニュートラルという考え方で、課題に対してフラットな視点で一番最適であろうメディアを中心に据え、そこからどんなストーリーで商品やサービスを知ってもらって、体験してもらって、他の人に広めてもらって、という流れにするかを考える。
必要なメディアをミックスし、ひとつひとつを綿密に考えて配置する。
そこにはひとつのストーリーがある。
岸さんが実施した永谷園の「冷えしらずさん」の例でいくと、まず世の中の女性の悩みに多いのは「冷え」であるとアンケートやグループインタビューを使って世の中にアピールする。(戦略PR)
そこでその「冷え」に良いのは「しょうが」である、と専門家に言ってもらう。
で「冷え知らずさん」を発売。
同時に、クチコミ力の強い女子ということで、女子大生をターゲットにミスコンを使ってタダコピとプロモーションサイトを設置。
タダコピとは、大学にあるコピー機の白紙の裏に予め広告が刷ってあり、その代わりに、学生はタダでコピーができる、という広告媒体。
いろんな大学のミスコンがコピーの裏に登場する。
コピー機のウィーンウィーンと次々に出てくるのを利用し、例えば青山学院大学のミスの写真、その後、その子のサーモグラフィ写真(表面の温度が色で表現されているやつ)、その後は慶應のミスの写真がきて、その後にその子のサーモグラフィ写真、という感じ。
「冷え」がテーマなので、「冷えしらずさん」を食べて手足まで温かくなってる、というのを暗にアピール。
サイトに行けば、このプロモーションに協力してくれた全ミスコンが見られる。
学生は自分の大学の子が出てれば気になるし、友達ならなおさら他の人に教えたくなる。
結果的になんとなく「冷え」とそれに良いのはしょうがで、しょうが使った商品に「冷えしらずさん」っていうのがある、ということを知ってもらう。
で、コンビニの店頭でばったり商品に出会う。
身体に良いものを食べたい女子としては「ちょっと買ってみよっかな」となる。
で、意外と美味しい。また買う。
そんな感じで、このプロモーションは大成功をおさめ、商品も大ヒット。
数ヶ月棚にあれば大成功なインスタント商品業界で、いっときはコンビニのインスタント部門で一番売れた商品に。
今もコンビニの定番商品。
永谷園は「永谷園生姜部」というのを作って、いろんなしょうがを使った商品を開発&リリースしてます。
もうサイトは無いので、当時エキサイトが書いた記事を。
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091200399948.html
と、コミュニケーションデザインについての説明が長くなってしまいましたが。。。。
まとめると、これからのマーケティングにおいて大切なのは、原点回帰ですが、
消費者志向のマーケティング
ということ。
これは池田さんも仰ってましたが、さとなおさんも岸さんも、最近マーケティングに携わっている人の多くはこの感覚になってきていると思います。
消費者といかに向きあっていくか、いかにコミュケーションをとっていくか、がポイント。
それをサポートをする代理店やコンサルファームの人は、いかにそのコミュケーションをデザインするか、がポイント。
ウソをつかず、背伸びせず、真摯な態度で誠意をもって、丸裸で消費者とゆるく長いコミュケーションをとり、「キズナ」を形成していく。
それにはまず自分も“いち”消費者として、商品やサービスを使い、良い悪いを肌で感じなければ話になりません。
そして何より大事なのはやっぱり担当者の熱い思いだと思います。
コンテンツやコミュニケーションの方法はもちろん大事ですが、やっぱり担当者に熱い思いがないとこれからのマーケティング活動は、そもそも企業として生き残っていけないと思います。
これまで以上に、自分たちの商品、サービスを知ってもらって、使ってもらって、好きになってもらって、ファンになってもらいたいという熱い思いが無いと厳しい時代になってきます。
営業とか人事とかマーケティングとか、部署や役割に関わらずそういう人が多い企業が強いと思います。
企業は結局「人」の集まりなわけで。
最後に。
個人的には、ソーシャルメディアに対して改めて考え、また、いつかは「コミュニケーションデザインで食っていけるようになりたい」と思った今年のGWでした。
(ただ、現状の仕事でいうと、大きな課題は「ソーシャルメディアマーケティングの効果測定」についてで、日々考えて、試行錯誤していくしかない、、、と思いながら周回遅れ感に焦ってます)







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