男前なら学べっ!
昨年、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に入学した元プロ野球選手の桑田真澄さん(41歳)が、今月25日、同大学院の卒業式で、総代を務めることになったそうです。
ちなみに総代とは、要するに、卒業生代表ということです。
著名人なので入学は一般人より少し有利?なのかどうかは定かではないですが、それより何より、すごいのは卒業時の成績。
卒業論文は「修士1年生最優秀論文」に選ばれ、成績は同コース33人中トップ=主席だったそうです。
野球人生にも表れていますが、本当に彼は努力家ですね。
【ニュース記事】
桑田氏、現場復帰に意欲!「ユニホームを着たい」
現在桑田さんは41歳。
受験、入学したのは40歳の時。(同コースは1年制)
ちなみに東国原知事が早稲田大学第二文学部に入学したのは42歳の時。(今からちょうど10年前)
卒業後は同大学政治経済学部政治学科に入学しています。(2年後に中退)
2人とも、40オーバーで大学に入っています。
たしか何かの映画のワンシーンで、「どんな状況でも、誰も、その人の学びの精神を奪うことはできない」みたいな意味のことを言っていて、すごく感動したのを覚えています。
映画からの知識というか、感覚ですが、獄中でも読書は許されているようで、看守が本を積んだカートを押して、各ゲージを巡回しているシーンがあり、見るたびに、上記の言葉が頭に浮かんでました。
あっ、書いてて思い出した!
自分が一番好きな映画「パッチ・アダムス」のワンシーンだった…。
(最近パッと思い出せないことが多々ある…重症だ…。)
医大の教授達から法廷みたいなところで詰められているシーンで、「あなた方は私の卒業を阻むことはできる。学位と白衣を奪うことはできる。しかし、私の魂を奪うことはできない」みたいなこと言ったんだった。
↓YouTubeで該当シーンを発見したにはしたのですが、スペイン語?ポルトガル語?吹替版…
ちなみに↓のシーンも名シーンです。
このシーンではないのですが、前後のシーンで、「死に人間性と尊厳とユーモアを与えては?病気と闘う場での一番の敵は無関心です。死を遠ざけるのではなく生を高めるのが医者の務め。」と言っています。
素晴らしいと思います。
ちなみにこの映画はもう20回以上見てます。そしてほぼ毎回感動、涙してます。。。
話が逸れちゃいましたが、桑田さんの話に戻り、まとめると、
「学ぶ」ということには、年齢も状況も関係ない、ということを改めて感じ、パワーをもらえたニュースでした。
※ちなみに「学ぶ」という言葉の語源は「真似る」だそうです。何でもそうですが、できる人の真似から入ると効率的ですよね。
1 コメント:
桑田さんは文武両道で本当にすごいです。
あきらめない姿勢は若い人は心に刻むべきです。
桑田さんくらいの実績があれば、早稲田の大学院に行かなくても、解説者や指導者としていくらでもあったでしょうに。桑田さんの文武両道魂は本当にすごい。今後もがんばってほしい
ところで、学生ゴルフのレベルは高い。
これからも、多くの学生の強豪選手がQTに挑戦し、プロとして活躍するだろう
そんななか、文武両道を見事に表現する学生ゴルファーが5人がいます。いわゆるゴルフ漬けで学業軽視になりがちであった、日本の学生ゴルフ時代に新しいタイプのアスリートが現れた
岐阜高校3年の吉桑佑太
彼は岐阜ジュニア2連覇、岐阜県学生ゴルフ選手権優勝、国体選手にも選ばれる。さらに全国大会の常連であり、全国高等学校ゴルフ選手権春季大会では22位と上位に
伊勢高校2年の北村聡馬
彼は全日本パブリックアマチュアゴルフ選手権優勝、日本アマベスト32、全国高等学校ゴルフ選手権3位など輝かしい成績をのこす
東大法学部4年の高野隆
彼は朝日杯争奪日本学生ゴルフ選手権には4回出場し、6位に入った。他にも、日本学生ゴルフ選手権3回出場、日本アマ出場、トップクラスで活躍する
九州大2年の永井貴之
彼は九州ジュニアゴルフ選手権4位、国体選手にも選ばれた。日本学生ゴルフ選手権出場、文部科学大臣杯争奪全日本大学・高等学校ゴルフ対抗戦出場などの結果を残している、全国大会の常連
和歌山県立医科大学医学部医学科1年の辻田晴也
彼は関西高等学校ゴルフ選手権2位、全国高等学校ゴルフ選手権に3回出場など、西日本医科総合体育大会2位、関西学生秋季新人戦2位の実績を持つ
文武両道5羽烏が将来プロゴルフ界で活躍すればなぁーと思います
ただ、彼らはわざわざ、厳しいプロの世界に行かなくても、彼らの学歴なら一流企業で就職あるいは公務員、医師などになり飯は満足に食っていけるのだろう。
でも、彼らには勝負してもらいたい。
ゴルフ一本で勝負をかけても、なかなか通用しないのがプロの世界。でも、彼らには意地を見せてほしい。
桑田さんのようにあきらめずにがんばってほしい。
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