2010年5月14日金曜日

[男前道]孫さん、対談最後に男泣き

男前なら正面からぶつかれっ!

原口総務相の打ち出している「光の道」=「日本の全世帯を100%光回線にする」という構想について、賛成派の孫正義さんと、反対派の佐々木俊尚さんが対談を行いました。

対談の様子はUSTREAMで生中継され、平日の夜ながら、同時視聴者数は13,000人を超える大規模イベントとなりました。



対談は予想通り盛り上がり、5月13日の20時に開始し、5月14日の25時過ぎに終わりました。(笑)
途中、孫さん風に言うと「おしっこタイム」が何度かあったり、ワインや軽食をつまんだりしながら、お互い?思いの丈を放出していました。
お互い?というのは、孫さんタイムが多く、一時独壇場状態で、佐々木さんは若干遠慮というか、譲っているところも見受けられたためです。


以下、今回の対談を超簡潔にまとめてみました。
(あくまでも自分なりの解釈ですが)


■孫さん
「光の道」構想を早く実現させるべきだ

■佐々木さん
消費者が使いたいと思うサービスが無い、あってもリテラシーが低くて使えないこと、といったことあるので、そっちを優先して何とかするべきだ


■今日のまとめ
「光の道」はやる、ということで、今後は方法論について議論すべき。


■もうちょっと詳しめのまとめ
全世帯を100%光回線にすることについては、日本の将来のために必ず必要。(両者同意)
ただ前提として「国費は1円も使わない」by 孫さん。

使う方向に寝返ったり、計算違いとかで使わなければならない構想だった場合には髪の毛を剃ります。by 孫さん
そして国賊と呼ばれてもしょうがない。by 孫さん

だけどそれだけ(インフラ整備)じゃなく、サービスや利活用について、政府を巻き込んできちんと議論し、規制緩和したり、各所反対勢力を説得したり、色々頑張って、進めていかなければならない。by 両者(佐々木さんはこっちを優先すべき派)

その結果、電子教科書や、電子カルテが普及し、データ通信量が膨大になるので、それには今の電話回線網では処理し切れずパンクしてしまう。
なので、そうなる前に、いずれやることになんだし、そもそもやったほうがNTTにとっても国にとっても利益になるんだから、早くやりましょう、と。

なのでちょっと「ニワトリたまご」っぽい話でもありますが、両者とも、両方重要で、片方だけじゃダメっていうのは同じ認識で、優先順位だったり、方法論だったりについて若干違う考え方なのかなぁという感じでした。

トータル5時間ということでかなり長いんですが、寝る前の1時間×平日5日間、もしくは、雨が降って外出したくない週末の5時間、を使って見てみて下さい。

途中、ワインで酔っ払って暴走?する孫さんはおもしろかったです(笑)
カンペを出すそらのさんに「テレビじゃないんだからそんなもん見せるな」とか、会場でおしゃべりしている人に「ちょっと声がうるさいぞ。今人が一生懸命話してるんだから」と絡んでみたり、最後には感極まって涙したり、と龍馬の影響なのか?体裁は気にせず自由でした(笑)

その1


その2


その3

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