2011年4月17日日曜日

[男前道]「伝わった」にする力

男前なら相手を「伝わった」にしろっ!


自分の伝えたいことをきちんと相手に伝えるって、簡単なようでやっぱり難しい。
昔からずっと思ってたことだけど、今もちょくちょく思う。
そのたびに相手を「伝わった」にするには何が重要なんだろうって自分なりに考えてたんだけど、結論はいつもだいたい同じ。

今回はその内容を書いてみる。

自分の考える相手を「伝わった」にする力とは。
「使う単語」「伝える内容のレベル」「話す速度」の3つおいて、
相手にとってちょうどよい程度をその場で読み取って、調整しながら話せる力


 使う単語
難しい単語ばっかり使って結局何が言いたいか全然わからない人っていません?
相手の知っている単語だけで話さなきゃ、相手を「伝わった」にするのは無理。

90歳のおじいちゃんに「スケジュールが」って言ったってダメ。
ちゃんと「予定が」って言わないと。


大事なのは相手が理解している単語かどうか、ということ。


 伝える内容のレベル
「昨日のサッカー、楽しかったよねー」っていうのと、「昨日のサッカー、香川がドリブルで左に抜けだして、左足で中央に上げて、本田がうまく合わせたよね」っていうのでは、同じサッカーの試合についてでも、伝えたい内容のレベルが違う。
サッカーは好きだけどあんまり詳しいことわからない、って人に細かい技術的な話をしても伝えたいことは伝わらない。
香川のドリブルの凄さなんて伝わらない。


大事なのは相手が理解できるレベルかどうか、ということ。


 話す速度
話すのが早すぎるとうまく聞き取れなかったり、頭がついてこれなかったりする。


大事なのは相手がしっかり話についてきているかどうか、ということ。



上記3つのうち、どれか1つでも相手にとってちょうどよくないと、その時点で相手は話が理解できなくなる。


「伝える」って行為は相手が「伝わった」になるまでのことで、「相手に何かメッセージを送る」ことじゃない。
会話がよく野球のキャッチボールに例えられるけど、そんな感じ。
相手がキャッチできなければ何も投げてないのと同じ。

「伝わった」になってはじめて相手もこちらに何かを「伝えよう」とする。
「伝わった」は自分にとっては終わりでも、相手にとっては始まり。
何か思ったり、考えたり、感情が生まれる。


もし自分の伝えたいことを相手にうまく伝えられない人がいたら、ちょっと注意してみてほしい。

「その単語って、相手も知ってる単語?」
「その内容って、相手もわかるレベル?」
「ちゃんと話についてこれてるかなぁ?」

って。

きっとどれかがうまくいってないはず。
めんどくさいと思わず、難しい単語は簡単な単語を組み合わせて表現し、難しいレベルの話は簡単なレベルにとどめ、しゃべるのが早ければゆっくり話し、ゆっくり過ぎるなら緩急をつけて話してみる。
たぶん今よりうまく相手を「伝わった」にできると思う。

自分はこのへんを意識してからいろいろうまくいくようになった。
対面で話す時はもちろん、メール、ブログ、Twitterなどなど、言葉が出てくるとこはすべて意識してる。


常に「これって受け手からしたらどうなんだろう」ということを意識。


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