2011年3月31日木曜日

[男前道]一人の人間として、改めてカズを尊敬

男前なら人の気持ちをわかれっ!

先日行われたサッカーのチャリティマッチ。
とにかくもう大興奮でした。
言うまでもない、カズがゴールを決めたからです。
キングがゴールを決めたからです。

ちょうどこないだ著書というか、カズの本を読んでブログを書きましたが、その直後ということもあり、いや、直後とか関係なく、とにかく世界一と言ってもいいほど尊敬している人なので、このゴールは本当に本当に感動しました。



翌日、カズは日経新聞の連載でこう言っています。
未曽有の悲劇からまだ日は浅く、被災された方々はいまだにつらい日々を送っている。余裕などなく、水も食べるものもなく、家が流され、大切な人を失った心の痛みは2週間では癒やされはしない。


そうした人々にサッカーで力を与えられるとは思えない。むしろ逆だ。身を削る思いで必死に生きる方々、命をかけて仕事にあたるみなさんから、僕らの方が勇気をもらっているのだから。


サッカー人として何ができるだろう。サッカーを通じて人々を集め、協力の輪を広げ、「何か力になりたい」という祈りを支援金の形で届け、一日も早い復興の手助けをしたい。そこに29日の日本代表との慈善試合の意義があると思う。
※記事全文
生きるための明るさを 三浦知良・サッカー人として

カズは絶対に「がんばってください」とは言いませんでした。
被災された方々が、もう十分がんばって生きている、ということを理解しているから、ひとつひとつの言葉を選んで、誠意ある言動に努めていると感じました。

彼はサッカーに一生懸命で、サッカーが上手なだけではありません。
サッカー人である前に、一人の人間として、素晴らしい人だと思います。
スポーツとか関係ありません。
有事の際、どれだけ人の気持ちを理解し、どれだけ行動に移せるかだと思います。
そういう意味で、今回、改めてカズを尊敬しました。
ワールドカップやオリンピックなど、感動的で素晴らしいゴールはたくさんありましたが、今回のゴールが自分の中では生涯ベストゴールでした。

これからこのベストゴールが更新されるかどうかはわかりませんが、更新するとすれば、またきっとカズのゴールだと思います。
カズはスーパースターでも天才でもありません。
カズはキングです。
僕にとって生涯「キング」はカズだけです。


三浦知良選手、昨日は素晴らしいゴール、本当にありがとうございました。

2011年3月23日水曜日

[男前道]メールは"すぐ返す"が大事

男前なら即レスしろっ!

※即レスとは、即レスポンスする=すぐに反応、返信するということです。


仕事ができる人に共通点に
メールの返信が早い
があります。

「なんだそんなことか」と思うかもしれません。
一見簡単なことですが、意外と難しく、意外と徹底できてる人は少なく、とても大事なことです。
自分も以前はできていませんでした。
むしろ遅いタイプでした。


では何故そんなに大事か、以下簡単にご説明。


まず送信者視点で“メール”を大きく分けると、

(1)返信を必要とするもの ←YesかNoか、意向やスケジュールを聞かれる系
(2)返信を必要としないもの ←確認程度、情報共有、メルマガ系

があると思います。
だいたいが(1)ですね。
で、(1)には

(a)すぐに返信がほしいもの
(b)よく考えてから返信してほしいもの

があります。
で、だいたいが(a)です。

以上をまとめると、
送信メールの多くは「すぐに返信がほしいもの」
となります。

まぁそりゃそうですよね。
言うまでもないか。。。


じゃあ受信者視点だとどうか。

“メール”はほとんどの場合、何かしてる時に来ます。
あくまで他の行為と並行して自分のタイミングではない時に来るもの。
なので、返信するには、今やっている行為を中断する必要があります。
仕事であれば、長時間の中断は作業効率を下げてしまうため、短時間で処理する能力が重要です。

具体的には、

(1)メールの主旨を直ちに理解すること
(2)返信が必要か否か、すぐに判断すること
(3)すぐ返信が必要か否か、判断すること
(4)すぐ返信が必要であれば、相手が必要としている情報を、簡潔な内容で返信すること

という能力です。

仮にダーーーーーーーっと長いメールが来たとしても、
要するに打ち合わせの日程はいつがいいか聞きたいんだよね
と理解し、自分のスケジュールを確認し、
◯日か◯日はいかがでしょうか?
と送る。

この一連の行為を、メールが届いてからできるだけ早く行う。
具体的には10〜15分がベスト。
打ち合わせや移動中だったりと状況にもよりますが、最悪でも1時間以内には返したいところです。

(4)に「簡潔な」と書きましたが、ここもポイントです。
相手とって必要な情報のみに絞ることで、相手に時間を取らせずすぐ読んで理解してもらえ、その後、自分への返信も早くしてもらえる可能性が高くなります。


もう1つビジネス視点で見ると「ボールは長く、多く持たない。すぐ投げ返す(打ち返す)」という感覚。
仕事は常に「情報や行為」のやりとりで、そのやりとりにおいて、今どっちのターンか=どっちがボールを持っているか、があって、それらは心理的にも物理的にも「溜めない」ほうが良いに決まってます。


と、つらつら書きましたが「すぐ返信」することの重要性は、つまるところ、
相手の、自分に対する信頼
に繋がるからです。

すぐ返信することが相手に「この人はいつも早く返信してくれるな」というイメージを与え、信用に繋がり、やがて信頼となります。
もし返信すべき内容が複雑でメールが長文になってしまう、もしくは時間がかかってしまうようであれば、電話すべきです。
そのほうが短時間かつ語弊無く伝わり、効率的だからです。

これは別に仕事の時だけではなくて、プライベートにも言えることです。
YesかNoか、日程なら日程をすぐ返してあげればいいんです。


まぁ、男女間のメールに関してはこの限りではありませんが。。。
女子的には、すぐ返すと暇だと思われたり気があると思われて"しゃく"なので、じらしたりするようですが。。。


とにかく、メールは双方にとって意思決定、行動の起点となるので、すぐに返信するクセを付けましょう。


2011年3月21日月曜日

[男前道]カズに学ぶ「準備」。三浦知良「やめないよ」読了

男前なら準備しろっ!

私が小学校6年生の時、Jリーグが開幕した。
開幕戦は忘れもしない、ヴェルディ川崎VS横浜マリノス。
開幕ゴールはヴェルディのマイヤー。
ヴェルディにはラモス瑠偉・都並敏史・柱谷哲二・三浦知良・武田修宏・北澤豪がいて、黄金時代。

当時の男子はみんなサッカーに夢中になり、みんなJリーグのチームのジャージを着て登校していた。
自分も例外ではなく、ファンではなかったんだけど、みんなとかぶってないから&色的に、清水エスパルスのジャージを着ていた。

自分の写真じゃないけど、↓のスポンサーロゴが無いやつ。



本題へ。
そのJリーグで、開幕から今もまだ現役プレイヤーとしてボールを追いかけている選手がいる。
キングこと三浦知良選手。通称カズ。


現在44歳。
日本の現役プロサッカー選手では最年長。
最年長ゴール記録も絶賛更新中。
私が最も尊敬する人の一人。

そんな彼の著書「やめないよ」を読んだ。



本書は、カズが日経新聞に隔週で連載しているコラムの2006年から2010年までの5年分を1冊にまとめたもの。
見開きが1回分で、読み切り。

その時その時の自身の状況、チームの状況、世の中の状況によって、いろいろな意見を述べている。

全部読み終えて、一環して言い続けていることがある。
常にその時のベストを尽くし、また、ベストを尽くせるよう、完璧に準備する
ということ。
またサッカーに関わることについてのすべてに対し「絶対に負けない」という強いメンタリティも感じた。


以前、中村俊輔とイチローの本も読んだのですが、カズ含め彼らの共通ワードは、

準備

「一流は、一流と呼ばれる前から一流」とはよく言うけど、日々全力で準備をすることが結果に繋がり、それが結果的に他の人より優れたものになるので、一流と呼ばれるんだなと。

カズにとっては公式戦はもちろん、紅白戦とか練習試合もすべて本番であって、そのためにする準備は、それ以外の時にすることほぼすべてと言ってもいいぐらい。
本番に向けてメンタルもフィジカルもその時の自分のベストに持っていく重要性を、ブラジル時代から感じ、徹底している。

このことはスポーツ選手だけじゃなくて企業で働く多くの人にも言える。
準備は大事。
準備がすべてと言っても過言ではない。

準備の重要性を再認識。

最後に、印象に残ったコメントを1つ引用。
謙虚な姿勢や成長しようという気持ちが折れなければ、明るい未来があるはず。
悪いことが続くのは、自分があきらめてしまっているとき。
上を向いている限り、絶対いいことがあるんだ。


キングカズ最高。


2011年3月13日日曜日

[男前道]無事です&個々人、企業、マスコミ、政府がすべきことまとめ

 状況報告
私は東京都中野区近辺在住ですが、私含め、家族全員幸いにも地震による被害はありませんでした。
宅内の被害は、本棚内の本が飛び出し、トースターが落下し、トイレの突っ張り台がはずれトイレットペーパーなどが落下し、壁の塗装が少し割れ剥がれたぐらいでした。

 事前対策
■避難時の持ち物を準備
・水3リットル
・烏龍茶2リットル
・おにぎり沢山
・カップ麺7つ
・クラッカー系お菓子
・レトルトカレー2つ
・防寒具
・財布、印鑑などの貴重品
・常用薬
・懐中電灯代わりに、自転車用の電池式ライト
・電池

■宅内の対策
・ご飯を沢山炊く
・おにぎりを沢山作る
・お風呂に水をはる
・買い物に行き、保存のきく食べ物やおにぎり用のふりかけなどを購入
・保存がきく、すぐ食べられるものはなるべく残しておく

通信関連対策
・携帯電話はできるだけフル充電を保つ。エネループ(バッテリー)もフル充電。
・Twitterの有益アカウントをフォロー。家族友人にTwitter利用開始を強制。
・電話回線のパンク時を想定し、ネット回線を利用して通話できる携帯電話アプリのダウンロード。iPhoneだとViber、Skype、Tango。Androidは左記アプリ含め、各自ご確認を。

 個々人ができること
・募金
【義援金・募金・寄付まとめ】東北地方太平洋沖地震
http://matome.naver.jp/odai/2129989217646489401
・節電
・献血(足りている時もあるので、タイミングは要確認)
・物資支援(輸送できない状況も考えられるので、タイミングは要確認)
・Twitterをはじめ、情報収集。また、情報配信。(情報の真偽は要確認)

Twitterではデマ情報含め、様々な情報が流れており、また、流すことができます。
今まであまり意識してなかったRT=リツイートの仕方(公式RTにすることで、被災要請やデマなど、ツイート元を削除すればRTも削除され、氾濫を防ぐことができる)、ひとつひとつのツイートに対する意識が明らかに変わっています。

 企業ができること
・ライフライン(電気、ガス、水道、鉄道)の復旧、維持
・水、食料、救済に繋がる物資の提供
・救済に繋がる有料サービスを無料提供、例外措置対応(期間限定でもよいので)
・開催予定のイベント、セミナー等の料金は返金ではなく、参加者に許可を取り、義援金へ
・従業員自身とその家族の安否に関わる活動への柔軟な対応、配慮
・電気をたくさん使う広告の消灯

 マスコミがすべきこと
・正確な情報を迅速に伝える
・誤報はただちに訂正、デマ情報は否定する
・被災者に対し、十分に配慮した報道を行う
・現場にて、被災者、自衛隊、レスキュー隊員などの活動を妨げない
※報道ヘリを飛ばさない。救済を求める人の声がヘリの音で聞こえなくなってしまうため。(阪神淡路大震災を経験した方より)

memo:地震後(3/11(金)14:46)から現在(3/13(日)9:00)、テレビ局は全局24時間ほぼニュースのみ。被害に遭われた方が泣き崩れる場面が。正直辛過ぎて見ていられません。

 政府がすべきこと
・迅速かつ明瞭な状況報告
・救援活動に関する迅速な判断、対応
・Twitter、Ustream、ニコニコ動画を使った柔軟な情報提供
(規制するとか、アホな判断は間違い。海外の事例に学べ。むしろTwitter登録を促せ。地震後、常に生きてて使えたインフラはTwitterぐらい)




以上です。


優先すべきはまず人命。何より人命。モノは後でなんとでもなります。
人命だけはなんともなりません。まず安否確認、救済。絶対に死なせてはいけません。
次に余震に対する対策。並行して復旧。

現状、原子力発電所の件や、1時間に数回の余震も気になっておちおち寝てられない状況ですが、それでも仕事や日常生活を送らなければいろいろなことが悪化してしまうのも事実です。

皆がそれぞれ自分ができることを考え、行動する。
もしできない人がいたら考えてみてください。

もし自分や自分の家族がその状況だったら。

すべきことがわかるかもしれません。