2010年1月24日日曜日

【男前道】正答率4%の論理クイズ

今日は空いた時間にマクドナルドで論理パズルをしていた。





論理的に考える問題が60問載っている。
勝間和代さんがオススメしてたので、おととし購入したもの。


この本の良い点は2つあって、
冒頭で著者も言っているが、

(1)どの問題も短い文章で簡潔である。
(2)解いた時、もしくは解答を見て、それを理解した時に喜びが得られるよう、凝った問題である。


文章量が多いと、読むだけで嫌になってしまうし、
単純すぎて、解いた時に「なるほど~!」と思えない問題は、
挑戦者の挑戦意欲を損なってしまう。


自分はこういうクイズが大好き。
初めてレイトン教授をやった時は、相当ハマってしまい、
次の日仕事なのに、深夜遅くまでやってしまったほど。





インターネットで論理パズル、論理クイズを探すとたくさん発見できる。
その中から、いろんなところで見かける代表的な問題を載せたいと思います。



片面に数字、片面にアルファベットが記述された4枚のカードがある。

このカードは次のルールに従って作成されなければならない。

・左右対称のアルファベットの裏は、偶数である。

さて以下に示す4枚のカードがこのルールを満たしているか確認するためには、
どのカードの裏面を確認する必要があるだろうか?

裏面を確認する必要があるカードを示せ。





解答は以下に白文字で記載します。
確認する際は、マウスで選択し、色を反転させて下さい。



Mと7のカードの2枚の裏面を確認する必要がある。


・Mは左右対称なので裏が偶数か確認する必要がある。
・2は偶数なので裏のアルファベットは左右対称でも左右非対称でも構わない。
・Pは左右非対称なので裏は奇数でも偶数でも構わない。
・7は奇数なので裏が左右対称のアルファベットでは困る。要確認。


上記の問題は「4枚カード問題」として心理学上有名な問題であり(Wason&Shapiro, 1971)、人が案外論理的に演繹する能力が低いことを示したもの(正答率4%は本実験の結果による)。ところが、構造的には全く同一な問題で、「未成年者はビールを飲んではいけない」というルールに従った、ビールとコーラを用いた実験ではその正答率はおよそ8割にも達した(Griggs&Cox, 1982)という。


詳細は以下のサイトを。

A Successful Failure






先日、脳科学者として有名な茂木さんの著書「脳が変わる生き方」を読んだということもあり、脳を楽しむことに興味津々。

目の錯覚も、論理パズルも、レイトンも。


人間は快感を得ると、またそれをしたくなり、繰り返すことで慣れたり、上達したりする。




何歳になっても、知的好奇心は無くさずに持っていたいものである。


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