私が小学校6年生の時、Jリーグが開幕した。
開幕戦は忘れもしない、ヴェルディ川崎VS横浜マリノス。
開幕ゴールはヴェルディのマイヤー。
ヴェルディにはラモス瑠偉・都並敏史・柱谷哲二・三浦知良・武田修宏・北澤豪がいて、黄金時代。
当時の男子はみんなサッカーに夢中になり、みんなJリーグのチームのジャージを着て登校していた。
自分も例外ではなく、ファンではなかったんだけど、みんなとかぶってないから&色的に、清水エスパルスのジャージを着ていた。
自分の写真じゃないけど、↓のスポンサーロゴが無いやつ。
本題へ。
そのJリーグで、開幕から今もまだ現役プレイヤーとしてボールを追いかけている選手がいる。
キングこと三浦知良選手。通称カズ。
現在44歳。
日本の現役プロサッカー選手では最年長。
最年長ゴール記録も絶賛更新中。
私が最も尊敬する人の一人。
そんな彼の著書「やめないよ」を読んだ。
本書は、カズが日経新聞に隔週で連載しているコラムの2006年から2010年までの5年分を1冊にまとめたもの。
見開きが1回分で、読み切り。
その時その時の自身の状況、チームの状況、世の中の状況によって、いろいろな意見を述べている。
全部読み終えて、一環して言い続けていることがある。
常にその時のベストを尽くし、また、ベストを尽くせるよう、完璧に準備するということ。
またサッカーに関わることについてのすべてに対し「絶対に負けない」という強いメンタリティも感じた。
以前、中村俊輔とイチローの本も読んだのですが、カズ含め彼らの共通ワードは、
準備
「一流は、一流と呼ばれる前から一流」とはよく言うけど、日々全力で準備をすることが結果に繋がり、それが結果的に他の人より優れたものになるので、一流と呼ばれるんだなと。
カズにとっては公式戦はもちろん、紅白戦とか練習試合もすべて本番であって、そのためにする準備は、それ以外の時にすることほぼすべてと言ってもいいぐらい。
本番に向けてメンタルもフィジカルもその時の自分のベストに持っていく重要性を、ブラジル時代から感じ、徹底している。
このことはスポーツ選手だけじゃなくて企業で働く多くの人にも言える。
準備は大事。
準備がすべてと言っても過言ではない。
準備の重要性を再認識。
最後に、印象に残ったコメントを1つ引用。
謙虚な姿勢や成長しようという気持ちが折れなければ、明るい未来があるはず。
悪いことが続くのは、自分があきらめてしまっているとき。
上を向いている限り、絶対いいことがあるんだ。
キングカズ最高。
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