2011年2月17日木曜日

[男前道]“わからない”の解消法

男前なら解消しろっ!

今の世の中「わからない」と思った時、人はどうするでしょうか。
恐らく多くの人はインターネットで検索すると思います。




今やインターネット上で解消できない「わからない」は無いと言っても過言ではありません。
あるとするなら、それはごく限られた人しか知りえない、インターネット上に存在しえない情報のみです。
例えば、自分が小さい頃に大好きだった食べ物。
これは親や家族に聞くしかありません。


 昔はどうしていたか

そういえば、ちょっと前まで=インターネットが無かった時はどうやって「わからない」を解消してたっけ、と思いました。
自分は昭和56年(1981年)生まれなので、当然生まれた時インターネットはありませんでした。
※厳密に言うと存在はしていましたが、普及はしていませんでした。

改めて言うまでもないのですが、「わからない」時には、基本的に人に聞いてたと思います。
もしくはよっぽど知りたい情報などは本を買って調べたりしました。
それこそ昆虫図鑑や動物図鑑など。
そして先生と呼ばれる人たちは日々いろんなことを聞かれていたと思います。

今はどうでしょう。
小学生でも携帯やパソコンでインターネットを使いこなしている時代です。
調べたい昆虫や動物の名前を検索すれば、どんな珍しいものもすぐに見られます。
先生に聞くよりも、インターネットでより詳しくわかりやすく素早く情報を得ています。


 あの曲なんだっけ?

最近は音声認識技術もだいぶ精度があがってきています。
ちょっと前までは言ったことと全然違うように認識されてしまい、全然使えませんでした。
今は精度があがり、スマートフォンに話しかけることでそのまま検索できたり、翻訳してくれたりします。

そして、人と会話しててたまにあるのが「あの曲なんだっけ?」というみんな1度は経験があるあの歯がゆい状況。
何かのCMで使われていたとか、誰々が出ていたドラマの主題歌など、何らかしらの情報を覚えているパターンはまだいいです。
検索すればいいので。
ただ、厄介なのはそういう周辺情報含めごっそり忘れちゃってるんだけど、何かどこかで聞いたことがある曲、です。

そんな時に頼りになるサービスが、

midomi

です。


このサービス、鼻歌で何の曲か認識し、曲名を当ててくれるという優れものです。
iPhoneアプリもあったので試しにダウンロードして適当に何曲か歌ってみましたが、結構な確率で正解を導き出してくれました。


 逆に当てられる

こっちがわからないから、インターネットで検索してわかるようになる、というのが通常のパターンですが、先日おもしろいサイト(アプリ)を知りました。
こっちはわかってるんだけど、インターネット側がわかっていない、だけどいくつかの質問を駆使し、こっちがわかっていることを当てる、というもの。

前者と言い方を揃えたのでわかりにくい言い回しになってしまいましたが、わかりやすく言うと、

頭の中で考えている有名人をズバリ言い当ててくれるゲームサイト(アプリ)

akinator


これはおもしろいです。
iPhoneアプリとしてもリリースされているので、これを知らない人にiPhone片手にやってあげるとテンション上がること間違いないです。

仕組みは、著名人のデータベースから質問を使って最後の1人になるまで絞り込む、です。
例えば木村拓哉を頭の中にイメージし、スタートしたとします。
まずは「女の子ですか?」と聞かれ「いいえ」と答えることで「男性」に限定されます。
次に「30歳以上ですか?」と聞かれ「はい」と答えることで「30歳以上の男性」に限定されます。
さらに「結婚してますか?」「ジャニーズですか?」などと聞かれ、ある段階でキムタクしかあてはまらなくなったんでしょう、「その人は木村拓哉さんですか?」と言ってきます。

するとたいていの人は、

すげーーーーーー!!!

となります。
これがキムタクじゃなくてもっとマニアックな人な場合はもっとビックリします。
ちなみに自分は現在、月9「大切なことはすべて君が教えてくれた」に出演している武井咲さんでやってみて当たった時は結構ビックリしました。
まだまだ若手で認知度も低いし、そもそも「それだけの情報で当たるの?」と。


 まとめ

今や「わからない」はITでほとんど解消できるようになりました。

一般的な知識や情報はGoogleやYahoo!検索で。

また、個人的な情報はブログ、Twitter、Flickr、Evernoteなどインターネット上に蓄積させ、その中から検索することで必要な情報をいつでも確認できる。
スマートフォンが普及してきた今は特に、その場所も問わず。
つまり、脳の「情報を蓄積させる」という役割を外部=WEB上に移管する、という感じです。
そのうち完全な脳のクラウド化という時代が来てもおかしくなさそうです。
天才や優秀な科学者の脳を半永久的にWEB上で動作させる、といった具合の。

このブログを書いてて偶然拝見しましたが、↓この人も似たようなことを書いてます。
http://www.sugi-shun.com/mt/2008/01/it-1.html



「わからない」ことを「わからない」ままにしておくと早くボケる、と言いますが、ITがこれだけ発展した現代では、その「わからない」を苦労せずして「思い出したり」「わかる」ようになってしまうことで、脳の働きがどう変化していくのか、興味深くもあり、心配でもある今日この頃です。


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